フロントエンジニアの単価相場について解説する男性

近年IT業界では、フロントエンドエンジニアの需要が高く、それに伴ってフリーランスに限らずフロント開発のできる社員の年収も高くなりつつあります。今回の記事では、そんなフロントエンドエンジニアの単価・年収相場と今後求められるスキルについて載せています。現在フロントエンドエンジニアの方もそうですが、フロント技術に興味のある方にも必見の内容になっていますので、是非ご覧ください。

なぜフロントエンドエンジニアの需要が高いのか

近年APIを利用したWEBサービス開発やシングルページアプリケーション開発(SPA)などが流行っています。スマートフォンやiPhoneを使用したことのある方なら誰もがAPI連携したアプリを知らぬうちに体験しているはずです。SPAで言えば、Facebookなどが代表的といえるでしょう。こういった開発にはHTML、CSS、Javascriptの知識だけではなくTypeScriptやモダンなフレームワーク(react、Vue、Angularなど)の技術も必要になっています。つまり、現代のフロントエンド開発はできることの幅が広がっただけでなく、それに伴ってエンジニアに求められる技術要素が高度化しているということです。
またスマートフォンやタブレットなどPC以外の端末も増え、複雑化・多様化することでエンジニアの教育コストもかかることから、優秀なフロントエンドエンジニアはどの企業も欲しいという背景があります。

需要と供給がアンバランスで、特にアプリケーション開発で持ち入れられやすいReactネイティブなどを扱えるフロントエンドエンジニアはとてもニーズが高いといえるのです。

転職におけるフロントエンドエンジニアの年収相場

フロントエンドエンジニアの平均年収は500万円前後と言われています。国税庁の平成30年度「民間給与実態統計調査結果」のデータと比較すると、比較的他職種よりも年収が高い傾向にあります。転職業界の正式なデータとして公表はされていませんが、ある求人媒体によると下限は300万円代から最高でも800万円までと言われており、レベルによりピンキリと言えそうです。ただ最高でも800万円代と言われているので、社員でいる限り1000万円代を目指すのは難しいといえそうですね。

フリーランス業界におけるフロントエンドエンジニアの年収相場

先ほどにも記載したように、フロントエンド開発のできるエンジニアは需要が高く、企業が募集する金額も高値に設定されていることが多いです。では、実際にどれくらいの値段がついているのか技術要素ごとに比較していきたいと思います。
※ここでは、JavaScript、HTML、CSSは使える前提として記載しています

4位TypeScript(~840万円/年程度)

まずはTypeScriptです。TypeScriptはMicrosoftで2014年に開発されたJavaScriptと互換性をもつ言語です。2017年にはGoogleの社内標準言語として使われ始めたころから注目を浴びています。そのメリットは多数ありますが、型を宣言できることからバグを未然に防ぐことができ、機能も拡張されていることからJavaScriptの拡張言語といえます。JavaScriptが問題なければ抵抗感もなく触れると思いますので、3位に指定しているTypeScriptベースで作られているAngularとセットで学習することをお勧めします。

3位Angular(~890万円/年程度)

Angularは独自使用や新しい技術を取り入れた大規模Webアプリ開発向きのフレームワークです。優秀なフレームワークがゆえに教育コストがかかりやすく扱えるエンジニアは重宝されます。ただ他のフレームワークよりも若干技術選定されることが少ない為、需要を比べるとそこまでといったところです。その為、3位に選択しています。
最近流行りのSPAのためのフレームワークなので、そういった意味でも知見があることに越したことはありません。

2位Vue.js Nuxt.js(~960万円/年程度)

どちらも似ているのですが、Nuxt.jsはアプリ開発機能があらかじめ実装されたVue.jsベースのフレームワークです。このフレームワークはSPAの欠点を補ったSSR(サーバーサイドレンダリング)の構築が可能になるので人気です。ただし、潤沢な資金がなければ実装できないコストのかかるフレームワークであることから若干ニーズは少ない傾向にあります。その為、募集がかかれば高年収となります。それと比較し、Vue.jsはUI構築のフレームワークなので学習コストもかからず、とっつきやすいといったメリットがあります。またそれに伴って企業ニーズもとても高く年収が出やすいのです。

1位 React.jsまたはReactネイティブ(~1000万円/年程度)

近年一番人気と言っても過言ではないフレームワークです。特に2020年の弊社データでは圧倒的に高いニーズを出しています。Reactは保守性や再利用性が高く、ネイティブの方ではスマホアプリも作れてしまうかなり優秀なフレームワークです。しかし、一人前になるまでの敷居がかなり高めというのがデメリットで、例えば公式文書が英語だったり、環境を整えるのがすこし面倒だったり、そもそも技術として難しいというのがあります。上記の理由により、いま圧倒的に企業側の需要が高いため、1位にしました。

年収1000万円以上を目指すなら

あなたが1000万円以上を目指すならば、技術選定のできるレベルまで行かなくてはいけません。その為には、各フレームワークの知見があることは当たり前ですが、その特徴を熟知しお客様の希望に沿った提案をできるようになりましょう。

どうすればフロントエンドの流行技術に触れられるのか

プロジェクトにフリーランスで入るということは即戦力を求められていることが多いです。その為、HTML、CSS、JavaScriptの技術しか持たないエンジニアにはほぼニーズがありません。もし一つも経験がないのならば1位~4位に該当するプロジェクトに入る為に、4つの条件を満たす必要があります。

4つの条件

JavaScriptに不安がないこと
前提として、流行技術のベースはJavaScriptです。その為、この基礎力がついてない方は絶対にキャッチアップができません。

条件の緩和
出勤場所、単価、勤務時間などなど希望が多すぎていませんか。取り残されて今後案件に参画できないよりは数カ月我慢してでも良いプロジェクトに入るということを最優先してください。

1位~4位に該当するアプリのポートフォリオを作ること
案件にエントリーする前に、自分でポートフォリオをつくりアピールしましょう。

相談先をとにかく当たってみる
いまはSNSが当たり前の時代になっていますから友人だけではなく、色々な方に相談してみるのもやってみましょう。また、気軽に相談できるフリーランス向けのエージェントにはかならず登録してください。 またねらい目としては、資金があまりない比較的小規模な案件です。例えばベテランReact技術者を雇いたくても雇うことができない為、 ある程度妥協してでも人を入れることを優先します。例え業務としての実績がなくても、ポートフォリオに問題なければ依頼される可能性が十分にあります。 その為にご紹介した4つの条件を満たす必要があるのです。

フロントエンドエンジニアが年収をすぐに上げる方法

上記流行の技術に触れているということが前提になりますが、もしあなたがフロントエンドエンジニアとして1人称で開発ができるレベルならば、フリーランスエンジニアになりましょう。フリーランスエンジニアになれば、今の年収の1.5倍以上は固いといえます。冒頭にも説明しましたが、現在フロントエンドエンジニアの需要は非常に高く、少なくともまだ数年~10年程度はフロントエンド開発は重要視され、様々な技術が増えていきます。社員として同じ企業で同じ環境で開発するよりも、フリーランスとして様々な案件に入ることで、自己研鑽し将来的に更に年収を上げることができるでしょう。

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