現在のサーバーサイドエンジニアの需要状況

昨今のクラウド化の進展により、サーバーサイドのエンジニアの需要は高くなっています。Saasの隆盛もあり、Webアプリケーションの開発案件は多く、フロントエンドと合わせてサーバーサイドのエンジニアの募集が増加しています。

Saasについてはこちらの記事にもまとめてあるので参考にしてみてください。

サーバーサイドエンジニアは、Webアプリケーション、業務系アプリケーション、ゲームアプリケーションの開発で必要とされています。開発するものによって、開発の内容が大きく異なるのが特徴でしょう。Webアプリケーションは、データベースに対して、データを管理、分析、保存することを行います。スマホアプリでは、端末のアプリケーションがクラウドのデータベースにアクセスできるようAPIを設計、準備します。業務系アプリケーションは、セキュリティ性を意識した開発が必要です。またゲーム開発ではリアルタイム性を意識した開発が必要です。

また、サーバーサイドエンジニアは、クラウド化が進展し、テレワークや在宅での作業が可能になってきています。

その観点では、今後フリーランスエンジニアに適した職種となってくると予想できます。

サーバーサイドエンジニアの需要が高い理由

サーバーサイドエンジニアの需要が高い背景はなんでしょうか。

サーバーサイドエンジニアの引き合いがある理由としては、

 1.データベースを活用した開発が増えている

 2.Webアプリケーションの開発が増えている

 3.データベースを活用したゲーム開発が増えている

の3つといえます。それぞれ、解説していきましょう。

データベースを活用した開発が増えている

昨今の開発は、データベースを使用することがほとんどです。データべースは、自社サーバーもしくはクラウドのような仮想環境に保存します。自社サーバーやクラウドで使用するデータベースを活用するには、サーバーエンジニアが必要です。

また昨今の新しいサービスは、Webを活用することがほとんどです。マーケティングもマスからWebに移行しており、ますますWebの重要性がましています。いかに顧客にとって、魅力的なWebを作成するのかは、Webアプリケーション次第になります。Webアプリケーションは、表示側のフロントエンドとサーバー側のバックエンドに分けられ、バックエンド側の開発はサーバーサイドエンジニアが担当します。つまり、Webアプリケーション需要に合わせてサーバーサイドエンジニアの需要も増加していくと考えられます。

データベースを活用した、ゲーム開発が増えている

こちらもサーバーサイドエンジニアの需要を伸ばす要因のひとつとなります。
現在のゲームはさらに高明細になり、動きがスムーズになっています。できるだけ操作をリアルタイムに表現できるよう苦心しているため、データが大量になりがちです。大量のデータを処理するために、データベースを使用して、高速に処理できるよう工夫が必要になっています。リアルタイム性は、アプリケーションやフロントエンド側の役割ですが、サーバーサイド側もデータ取得に時間をかけないような設計が必要になるでしょう。

サーバーサイドエンジニアの将来性は?

今のマーケティング手法は、マスではなくなり、オンラインマーケティングが主流になりつつあります。オンラインマーケティングのツールは、Web、ブログ、SNSが代表的です。他社と差別化をするために、より画面を美しく動きを加えたり、リアルタイムのアクションなどの要求は高まるばかりです。そういったところでサーバーサイドエンジニアは今後も活躍していくでしょう。

サーバーサイドエンジニアは、案件が豊富にあります。しかし、求められるスキルも増えてきています。まずは、プログラミングのスキルが必要です。次にクラウドサービスの進化により、サーバーのクラウド化が進んでおり、アマゾンのAWSやマイクロソフトのAzureを使って、サーバーを構築する必要があります。常に最新の情報をキャッチアップする必要があるでしょう。またよく使われるソフトウェアフレームワークの知識も必要です。フレームワークがあれば、開発時間を短縮できるからです。そういった意味では、技術スキルを高いエンジニアは、高単価になる傾向にあります。

今後も拡大が続くECサイトやオンラインマーケティングにおいて、そのアプリケーションを作成するサーバーサイドエンジニアの需要と将来性は、十分に期待できるといえるでしょう。

将来に向けて身に着けておきたい最新スキル

サーバーサイドのエンジニアとして仕事や転職に役立つ資格はどのようなものがあるでしょうか。資格があれば転職の際に客観的に評価される傾向にあり、未経験の方なら知識を習得していることの証明になります。サーバーサイドエンジニア向けのおすすめの資格を3つ紹介します。

LinuC(Linux技術者認定試験)

クラウド時代の即戦力であることを証明するLinux技術者認定資格「LinuC」です。

証明できる技術対象領域は、オンプレミスだけではなく クラウド環境まで含んでいます。OSSを使用する、オープンソースのリテラシーについて、また、システム環境の多様化に対応したシステム設計ができるシステムアーキテクチャの知識を確認できます。

出典:Linux技術者認定試験 

AWS認定クラウドプラクティショナー(AWS認定試験)

AWS認定はAWS(Amazon Web Services)を使った開発やオペレーションを行う技術を認定する資格となっており、その中でも基本コースとなるのがクラウドプラクティショナーです。また、クラウドプラクティショナーはアソシエイトや専門知識を取得するステップとして取得が推奨されています。

出典:AWS  Certified Cloud Cloud Practitioner

CCNA(Cisco技術者認定試験)

CCNAは、コンピュータネットワーク機器の大手、Cisco(シスコ)社による認定資格です。CCNAは「Cisco Certified Network Associate」の略称です。ネットワークエンジニアの入門資格にあたります。「Network」と付いているとおり、CCNAは、ネットワークに関する基礎知識が求められる認定資格です。

出典: CCNA 認定

サーバーサイドエンジニアの案件例

実際にフリーランス専門の案件紹介サイト「BTCエージェントforエンジニア」で公開しているサーバーサイドエンジニアの案件をご紹介します。

サーバーサイドエンジニア案件をお探しのフリーランスエンジニアなら

『これからフリーランス』を運営する株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは独立系のSIであり、BTCエージェントforエンジニアというサービスを展開しています。

本サービスでは、案件紹介だけではなくキャリアアップや単価相談などフォローアップが充実していますので、是非一度ご相談いただければと思います。