フリーランスとして活動するにあたって、営業はとても大事な要素の一つです。

知人の紹介やツテで仕事をもらっているという方もいるかもしれませんが、その案件が永遠に続くわけではありません。

長期化するはずだったプロジェクトが、クライアントの予算の都合により急に契約が終了するという可能性もあります。

フリーランスという不安定な立場だからこそ、いつでも営業ができる状態にしておかないといざという時に仕事がない状態になってしまいます。

今回は、フリーランスエンジニアの営業方法についてご紹介していきます。

フリーランスの営業方法

ノートパソコンを見ている女性

中程度の精度で自動的に生成された説明

フリーランスエンジニアに営業は必要不可欠ですが、会社員時代に営業の経験がある方はあまりいません。

いきなり企業に営業電話をかけるというのもなかなかハードルが高いと思います。

また、売り込むにしても実績があまりない状態だと企業も取り合ってくれません。

駆け出しの状態でまず何からできるかを考えていきます。

「なるべく営業に時間をかけずに案件に集中したい…」という方もいるかもしれませんが、早くその状態に持っていくためにも、営業方法を考える必要があります。

フリーランス専門のエージェントを活用する

実績がない駆け出しの状態であれば、まずエージェントを活用することをおすすめします。

というのも、自分ひとりだとクライアントを探すのはとても大変ですが、エージェントであれば業界のネットワークがあるので、フリーランスの代わりに案件を探してきてくれます。

営業にかかる時間もかなり削減できますし、エージェントは営業だけではなく契約・請求などの事務まわりのことも代理で行ってくれるため、案件にだけ集中できるという環境が整えやすくなります。

また、クライアントの評判がよければ継続的に案件を受託できる可能性もあり、万が一契約が終了したとしてもエージェントが他の案件を探すため、ブランクがあいてしまうということも少なくなります。

エージェントを通すと仲介手数料がかかるから自分でクライアントを見つけたほうがいい…と思う方もいるかもしれませんが、エージェントにかかる仲介手数料と自分で営業や事務回りの作業をすべて行った時の時間とコストを比較すると、エージェントを活用したほうがお得とも考えられます。

詳しくは、下記の記事でも説明しているため、是非ご一読ください。

SNSを活用する

今は、SNSで仕事を見つけるという方も多くいます。

TwitterやFacebookなどで自分のスキルや、日々の勉強などを記していると、それを見たクライアントから案件の依頼が来る可能性もあります。

SNSで自分からこんな仕事がしたい、こんな勉強をしているなどアピールして、声をかけてもらうというのも新たな営業方法です。

逆に、あまりにも内容を考えずに投稿をしてしまうと信頼性を失うこともあるので気を付けましょう。

また、クライアントから声をかけられた場合、SNS上だと身元が分かりづらいという難点もあるので、本当に契約をしてもいいか見極めることは大切です。

コミュニティを作る

フリーランス向けのイベントや、セミナーに参加して、人脈を増やすのもひとつの手です。

同じ境遇の人たちが集まることで、情報交換ができたり、その後もやり取りが続くと何かあった時の悩みを相談できたりと、協力を得られる可能性があります。

フリーランスは基本的には一人で活動するので、閉鎖的になってしまいがちですが、同業者のつながりを持っておくことは案件獲得の近道になります。

安定して働くためにも、イベントやセミナーに参加して人脈を作っておくことをおすすめします。

闇雲に営業電話やメールをするのではなく、専門のエージェントに相談したり、SNSやイベントで人脈を広げることが大切です。

営業成功のコツ

ネクタイを締める手

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また、営業方法が問題なくても、クライアントに「一緒に仕事をしたい」と思わせることができなければ案件受託に繋がりません。

フリーランスになるからには理解しておきたい営業成功のコツをご紹介します。

自分のアピールポイントを把握する

営業するにはまず自分のアピールポイントをしっかりと把握しておくことが大切です。

自分は何に強みを持っていて、どういう仕事に貢献できるか、把握し相手に伝える必要があります。

ここが固まっていないと、クライアント側も何を任せたらいいか分からない、具体的な仕事のイメージがつかないとなり、契約に至らないことが多いです。

これまでのキャリアを棚卸しして、自分のアピールポイントはどこか伝えられるようにしましょう。

市場を理解する

いくら自分のアピールポイントを伝えることができても、それがニーズとマッチしていなかったら仕事は任せられません。

業界的に今何が求められているのか、自分はどんな勉強をしたら需要が高まるのか市場の流れを理解することが大切です。

市場のニーズとアピールポイントを掛け合わせられるようなスキルの習得を意識しましょう。

まとめ

今回はフリーランスエンジニアの営業方法についてご紹介しました。

今まで営業なんてしたことがない、という方が大半だとは思いますが、どのように案件を獲得するかがフリーランスエンジニアとしての最初の壁だと思います。

まずは実績を積むためにも、フリーランス専門のエージェントに登録することが近道です。

『これからフリーランス』を運営する株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは独立系のSIであり、BTCエージェントforエンジニアというサービスも展開しています。本サービスでは、案件紹介だけではなくキャリアアップに関するご相談などフォローが充実しており、フリーランスになりたての方も安心してご利用いただけます。

是非一度ご相談ください。