エンジニアの単価相場について説明する男性

初めてフリーランスエンジニアになる方は、誰しもが自分の単価がいくらになるのか気になるのではないでしょうか。
間違った単価設定はあなたのフリーランス人生に大きな影響を及ぼします。本記事をご覧いただければ、あなたにふさわしい単価は幾らなのかが明確にわかるでしょう。フリーランスエンジニアとして、活躍の場を広げる良い機会になるはずです
初めてフリーランスエンジニアとして仕事をしていく方へは、是非参考にしてみてください。

そもそもなぜフリーランスエンジニアは月収が高いのか

お金に驚く男性エンジニア

「フリーランスエンジニアは月収が高い」

きっと誰しもがそんなイメージを持っているのではないでしょうか。それは事実で、フリーランスエンジニアは正社員エンジニアよりも通常1.5-2倍程度月収が高いと言われています。その為、現場で凄腕の正社員エンジニアよりも隣の冴えないフリーランスエンジニアの方が月収が高いということは、充分にあり得ることなのです。
では、なぜ現場ではフリーランスエンジニアの方が高月収なのでしょうか。
その答えは管理コストにあります。
通常一人の社員を雇うのに、その社員の月収の1.5倍~3倍の管理コストがかかると言われています。その為、現場では正社員であろうがフリーランスエンジニアであろうが、案件に対してのコストはほぼ変わらないのです。
また、企業側ではフリーランスエンジニアを入れるメリットがいくらかあります。

  • 立ち上がりが早く即戦力を見込んでいる
  • 資金繰りに困っても契約を切ればいいので、部署の負担になりづらい
  • イニシャルコスト、ランニングコストがかからない(採用費、教育費、福利厚生費、社会保険料)

フリーランスエンジニアは即戦力を見込まれていることが多いため、現場では早い立ち上がりを期待されています。そのため、立ち上がりが遅かったり単価にスキルが見合わないと思われれば時期を見て契約を打ち切ることができます。
イニシャルコストもランニングコストもかからない為、その分フリーランスエンジニアに対して高い月収を支払うことができるのです。企業がどれくらいフリーランスエンジニアに対して単価を出しているかは採用サイトをみればある程度わかると思います。
例えば年収600万円と記載されていれば、それに1.5倍をかけて12か月で割れば月当たり75万円ということになります。ボーナスも含まれていれば、その分差し引く必要がありますが、だいたいそれくらいでしょう。

初めてフリーランスエンジニアに挑戦するなら何歳から?

挑戦するビジネスマン

「フリーランスエンジニアに挑戦するなら何歳からが適切ですか?」

このご質問は若いエンジニアの方からよく伺います。
結論年齢ではなく、何年エンジニアとして場数を踏んできたかが大事になってきます。フリーランスエンジニアになるのに年齢はほとんど関係ありません。IT業界は慢性的に人手不足なので極論50代からでも大丈夫です。スキルが伴っていればきっとあなたの活躍できる現場はあります。ただし、エンジニア歴3年未満でフリーランスエンジニアに転身することはお勧めしていません。技術力に年数は関係ないといえど、やはり最低限3年は経験していなければフリーランスエンジニアとしての価値をお客様が感じないためです。
経験値が3年未満の場合、技術力と単価が見合わず短期で終了することが多く、結果「食つなぐことに頭がいっぱいになり、技術力が伸びない」なんてことになりかねません。

初めてのフリーランスエンジニアの単価相場

実は初めてのフリーランスエンジニアだろうが、ベテランフリーランスだろうが単価相場は変わりません。また一概にピンポイントで単価を出しにくいというのもフリーランスエンジニアの単価事情でしょう。では、何を基準に単価を決めればいいのか考えてみましょう。我々BTCエージェントでは、ご登録いただいたフリーランスエンジニアの単価感が適切か以下の式で客観的に評価しています。

単価の計算表

では、ひとつずつ解説していきましょう。

キャリア(出身企業)

キャリアとはそのエンジニアの出身企業を示しています。当たり前ですがこの出身企業が大手(または時代を担う自社サービスベンチャー)なのか中小企業なのかで単価が大きく変わります。単価で言うとエンジニアレベルで言えば10万円~20万円程度の差が出てきます。ただ、9割方のエンジニアの皆さんは大手ではないでしょう。安心してください、あくまで前提なので一番大事なのはこの後の項目になります。

レベル(習熟度)

レベルというのは、言語の習熟度を表します。一般的に5年程度の経験があれば一人前といえます。逆にJava5年生と10年生に差があるかというとそうでもありません。言語もバージョンアップしていますし、通常のSEであれば単価はあまり変わらないでしょう。中小出身のエンジニアで、Java、C#、PHPなどのスキルであれば、3年生で60万円程度、5年生で70万円程度というのが一般的といえます。

ポジション(役割)

ポジションというのは、PGなのかSEなのか、はたまた上流のPL・PMかという話です。もちろん上流工程にいけばいくほど単価は高くなります。例えばJava5年生でPMポジションであれば通常80万円程度でしょうし、Java5年生だけど製造ばかりのPGであれば65万程度です。習熟度が高くても上流工程の経験がなければ単価は低くなります。また、アーキテクチャレベルになれば単価100万円も実現可能でしょう。

スペシャリティ(希少性)

最後にスペシャリティですが、これはIT業界での希少価値を示します。例えば、令和に入りフロントエンド開発やAI開発、データ解析などが更に需要が高くなっています。流行の技術の習熟度が高ければ、その分希少価値が付くため単価が上がると考えていいでしょう。最近ではPythonが人気ですが、Pythonを使った通常のシステム開発とAI開発では15-20万円程度の差が出ます。

フリーランスエンジニア単価目安表

フリーランスエンジニアの単価はケースバイケースですが、上記をふまえ、弊社では目安として評価シートを使用しています。市場を分析しつつ、ひとつの目安としてご参考にいただき、ご自身で値付けをしてください。

■フリーランスエンジニア単価想定表

フリーランスエンジニア単価想定表

[表解説]

  • ハイキャリアは大手を表し、ノーマルキャリアは中小を表します。
  • レア、ノーマルはスペシャリティを表しており、表ではスキルと統合して記載しています。

初めてフリーランスは単価を低めにしたほうがいいのか

「初めてのフリーランスだから、単価は一旦様子見で低くても、、、」

と考える方は多いのではないでしょうか。
大変謙虚な姿勢ですが、実はこの考え方は後のフリーランス人生に大きな影響を与える可能性があります。
一回自分を安値で売り込むと、顧客はその金額を基準にあなたの単価を上げていきます。つまり足元をみられ、一向に単価が上がらないことが多いです。なので、余裕をもって相場の+2-5万程度に設定したほうがいいかもしれません。

諸経費を加味した単価の設定を忘れないこと

スマホを見て悩む女性エンジニア

フリーランスエンジニアになるということは、これまで会社が払っていたランニングコストを自分で支払うということになります。ざっと大きいものを並べると以下です。

  • 社会保険料
  • 健康保険料
  • 業務にかかる交通費
  • 業務に必要な環境整備
  • 開業準備費 

などなど
つまり、フリーランスエンジニアに転身しても諸経費を加味しなければ、結果月当たりの所得が変わらなかったなんてことになりかねません。フリーランスの場合、老後の年金は期待できないのでその分貯蓄を増やしたり、資産運用を積極的に行わなければ将来的に困る可能性があります。
目安としては今の年収×1.5-2倍÷12か月ですが、単価相場とのギャップをふまえフリーランスエンジニアに転身することを考えてもいいかもしれません。

エージェントを利用するかツテに頼るか

AプランとBプランを比較する男性エージェント

『フリーランスエンジニア向けに案件を紹介してくれるエージェントを利用する』のか
『友人や前職のツテの頼るか』は賛否両論があります。
弊社ではエージェントを使用することを強くお勧めしています。
これもケースバイケースですが、確実に案件に入り最低限の収入を安定させたいのであれば、確かにツテに頼るのが安パイかもしれません。しかし、ツテの最大のデメリットは単価を上げづらいことにあります。考えてみてください、前職の上司や友人に「来月から単価を10万円あげてほしい」と気軽にいえますか?ほとんどの方が難しいのではないでしょうか。絶賛の信頼を得ていれば可能かもしれませんが、9割の方は難しく実際の相場よりもかなり低い単価で入られていることが多いです。つまり足元を見られているのです。
エージェントは手数料を取られるため止めたほうがいいという意見を一部頂くことがございますが、それは全くの誤解といっていいでしょう。
そもそもエージェントを通すということは社会的な信用のある企業を通すことになる為、一個人が企業に営業をかける場合とは、金額の上限が大きく変わります。逆にエージェントを通すからこそ、フリーランスエンジニアの単価は上がるのです。

登録するエージェントの注意事項

注意事項を説明する女性

前項では、エージェント登録を強く推しましたが、注意事項もあります。細かく指摘すれば沢山ありますが、特に重要なのは「エージェントの運営元」「寄り添ってくれるエージェントか」の2点です。

エージェントの運営元を確認しよう

エージェントも一つの企業です。その企業が倒産すれば、資産を差し止められるためあなたに単価が支払われないケースがあります。発注元の企業に直接の支払いをお願いしても、あなたと直接契約しているわけではない為、商流を越えた支払いはされないでしょう。エージェントの運営元のコーポレイトサイト等を確認し、問題さそうか念のため確認しましょう。

寄り添ってくれるエージェントかが大事

いろんな意味で寄り添ってくれるエージェントかというのは非常に大事です。

  • キャリアアップの相談を聞いてくれる
  • 単価を上げる為に今後のキャリア像について話してくれる
  • 現場の不満や愚痴を聞いてくれる

など。
書き始めればきりがありませんが、コミュニケーションを密に取ってくれるかはとても重要な要素です。上手く利用すればとても心強い味方になってもらえるでしょう。

優良エージェントはどこ?

優秀な男性エージェントが提案する姿

最近、フリーランスエンジニアのためのエージェント企業が増えており、質の高いエージェントとそうでないエージェントの2極化されていると思います。意向をくみ取ってくれない、単価が低い、支払いが滞ったなど、トラブルは人それぞれかもしれませんが、そんな話をよく耳にします。BTCエージェントには2つの他社エージェントには負けない強みがあります。

①大手ハイクラス案件、業界トップの高額案件に就業しやすい

BTCエージェントの運営元は(株)ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングという独立系のITコンサルティング企業です。大手企業様との取引実績が豊富で、信頼関係が強固な為フリーランスエンジニア様への単価も平均値より高額にしています。また、今後ITエンジニアとしてキャリアアップしていくためのハイクラス案件も、充実したサポートがあるからこそ挑戦可能です。

②経歴書の添削やキャリアアップへの実践的なサポートが充実している

経歴書の添削はもちろんのこと、顧客との打ち合わせの場での客観的な指摘もさせていただきます。またRPAエンジニア育成プログラムやITエンジニア向けの教育プログラムもご用意しております。その為、フリーランスエンジニアとして生き残るためにキャリアアップを目指している方には、適したエージェントと言えます。

案件をお探しなら

『これからフリーランス』を運営する株式会社ビッグツリーテクノロジー&コンサルティングは独立系のITコンサルティング企業であり、BTCエージェントforエンジニアというサービスを展開しています。本サービスでは、案件紹介だけではなくキャリアアップや単価相談などフォローアップが充実していますので、是非一度ご相談いただければと思います。