「フリーランスエンジニアは在宅で安定して仕事を受けられるの?」

「フリーランスエンジニアはどうすれば在宅で高単価案件を獲得できるの?」

フリーランスエンジニアで、在宅ワークの高単価案件を獲得したい方は多いでしょう。

コロナの影響により、フリーランスエンジニアの働き方や環境もコロナ以前とは変わってきました。この記事では、フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得する方法を紹介していきます。

在宅での高単価案件の獲得を目指しているフリーランスエンジニアの方はぜひ参考にしてみてください。

フリーランスエンジニアの働き方

企業におけるテレワーク(在宅ワーク)は、2020年のコロナ拡大に伴い、急速に導入が進んでいます。東京商工リサーチが企業を対象に実施した調査では、1回目の緊急事態宣言時に17.6%から56.4%へ急拡大しています。その後、緊急事態宣言が解除されると少し低下していますが、2回目の緊急事態宣言時には38.4%へ再び拡大しています。

【企業のテレワーク(在宅ワーク)実施率】

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r03/image/n2304010.png

(出典)東京商工リサーチ「新型コロナウイルスに関するアンケート」調査(第2~6、8、10、14回)を基に総務省作成

在宅で仕事をする働き方は定着してきており、今後も在宅ワークを前提とした働き方が一般的になってくると予測されます。フリーランスエンジニアにおいても同様で、在宅での働き方が一般的になってきており、今後も引き続き、在宅での仕事が定着してくることが見込まれます。

但し、職種によっては在宅ワークが難しいケースもあります。Web系開発やアプリ開発のエンジニアであれば、在宅ワークでも問題ありません。一方で、ネットワークやサーバなどのインフラエンジニアの場合、環境へのアクセス時のセキュリティなどの観点から、在宅ワークでは対応が難しいケースもあります。

在宅ワークを希望するフリーランスエンジニアの方は、開発系のエンジニアとして活動した方が良いでしょう。

在宅ワークに多い案件(言語)とは

在宅ワークで多い案件は、圧倒的にWeb系開発の案件になります。そのため、「PHP」「Ruby」「JavaScript」「Python」などのプログラミング言語が利用されることが多いです。

また、アプリ開発の案件では、「Java」を利用した案件も多くあります。

在宅でWebエンジニアを目指すならばPHPやRuby

在宅での案件数を確認すると、PHPとRubyを利用した案件が一番多くあります。また、エンジニアの職種の中でも、Webエンジニアは一番在宅での仕事がしやすいです。そのため、在宅で仕事をしたいフリーランスエンジニアには、PHPやRubyがおすすめです。

PHPやRubyは他の言語と比べても、比較的に難易度が低いプログラミング言語であり、フレームワークも充実しているため、PHPやRubyを経験したことが無いエンジニアでも習得しやすいため、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

在宅でフロントエンド開発を目指すならばJavaScript

在宅で、Webサイトの目に見える部分(いわゆるフロントエンド)の開発をしたい場合はJavaScriptがおすすめです。在宅でのJavaScriptの案件数は多く、関連するフレームワークやライブラリ(ReactやVue.jsなど)の対応案件も多くあります。

また、JavaScriptのフレームワークの1つであるNode.jsを利用すれば、フロントエンドだけではなく、バックエンドの開発も可能となります。

但し、フロントエンドの開発にはデザインのスキルや知識も必要となるため、JavaScriptを学習する際は、デザインの学習も一緒にすると良いでしょう。

在宅で需要の高いエンジニアを目指すならばPython

Pythonは現在、様々なプログラミング言語の中でも人気の高い言語で、コードがシンプルで分かりやすいという特徴があります。そのため、初心者やPython未経験の方でも習得しやすいプログラミング言語と言えるでしょう。

Pythonは機械学習や画像処理、Webアプリケーションなど様々な分野で活用が広がっており、Pythonを利用した在宅での案件も徐々に増えてきています。しかし、他のプログラミング言語と比べると、Pythonを利用できるエンジニアの数はまだ少ないため、今のうちからPythonの技術を習得しておくことはフリーランスエンジニアとしてメリットが高いと思われます。

在宅で安定したアプリ開発案件の獲得を目指すならばJava

アプリ開発案件では、数年前から現在も圧倒的にJavaの案件数が多いです。そのため、安定した案件獲得を目指すならば、Javaがおすすめです。

現在でもJavaは、大規模開発やセキュリティ面の優位性から大手銀行や証券会社でも多く利用されています。そのため、今後も引き続き、Javaの案件数は安定するが見込まれます。

但し、Javaを利用できるエンジニアの数も多いため、ライバルが多いということは認識しておく必要があるでしょう。

在宅で高単価案件を獲得する4つの方法

フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得するためには、どのような方法があるのでしょうか。

正しい方法を把握する事で、フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得することは可能です。

では、フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得するための4つの方法を紹介していきます。

エージェントを活用する

まずおすすめする方法が「エージェントを活用する」です。

自由な働き方を求める人が増え、フリーランスエンジニアの数も増えてきています。そのため、以前よりもフリーランスエンジニアが自分で高単価案件を獲得することが難しくなってきています。

高単価案件の獲得を目指すならば、積極的にエージェントを活用すると良いでしょう。エージェントは数多くの企業と常に連携しており、数多くの案件がエージェントの元に集まってきます。フリーランスエンジニアが自分で案件を探すには限界があるため、エージェントを活用することで希望に合った高単価な案件も見つかりやすくなります。

クラウドソーシングへ登録する

2つ目が「クラウドソーシングへ登録する」です。

クラウドソーシングでは、自分と依頼者の間にクラウドソーシング業者が入るため、金銭の未払いなどの心配がありません。また、複数の案件を比較することで、高単価な案件が見つけやすいというメリットもあります。

「貴社の責任者の指示に従うものとします。」但し、依頼者との交渉は自分で行わなければならないため、エージェントを活用した場合と比べると、ある程度の営業能力が必要と言えるでしょう。

ライバルが少ない技術を習得する

3つ目が「ライバルが少ない技術を習得する」です。

案件を依頼している企業は、人手不足のためエンジニアを募集しています。そのため、対応出来るエンジニアが少ない案件であればあるほど、高単価な案件になる可能性が高くなります。

案件数が多い技術を習得して、安定した案件獲得を目指すのも良いですが、高単価案件の獲得を目指すならば、ライバルが少ない技術を習得することで、その可能性が一気に広がります。

プログラミング以外のスキルを向上させる

4つ目が「プログラミング以外のスキルを向上させる」です。

プログラミングによる開発だけではなく、設計業務やコミュニケーション能力など、プログラミング以外のスキルが高いエンジニアは、企業としても長期的に案件を依頼したいエンジニアです。長期的に案件を継続することで、単価を上げて契約することが可能となってきます。

高単価案件の獲得を目指すならば、企業が求めるエンジニア像を考えて、プログラミング以外のスキルも向上させるようにしましょう。

まとめ

フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得する4つの方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

一見すると、フリーランスエンジニアが在宅で高単価案件を獲得することは難しいような気もすると思いますが、正しい方法を把握しておけば、それほど難しいことではありません。

在宅での案件は今後も増え続けることが予想されるため、フリーランスエンジニアとして少しでも高単価案件を獲得できるように目指していきましょう。